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800km歩いたら許してくれますか?

2016年、カミーノデサンティアゴ全行程を踏破。現在はきままにヨーロッパを周遊する21歳女子学生の日記。

番外編、大西洋へ。

 

お久しぶりです!

この空白の1週間でついに私の旅も終了しました。

 

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラをたったのち私が訪れたのは、

スペイン語で"地の果て"を意味する"フィニステラ"

古来より巡礼路の真の終着点とされている"ムシア"

の二ヶ所です。

 

 

大西洋に面するこの2つの岬を今でも多くの巡礼者がサンティアゴ到着後に訪れます。

 

 

 

…ただしバスでな!!!!!

 

 

フィニステーラ、ムシアまではサンティアゴから120キロ。アップダウンが激しい道が続くうえ、アルベルゲが極端に少なくなり、1日40キロ近く歩かなければならない日もある中々過酷な道のりなんですね。

 

ということで、現在ではサンティアゴ到着後、バスを使ってこの二ヶ所をまわる巡礼者がほとんどです。

 

ユーランやジョシー、一緒に歩いてきた人たちに

「ほんとに歩くの?みんなバスで行くけど!?」

と心配されながらも私は歩いて向かうことに決めました。

私が巡礼路にきた理由は、この道を楽しむ為だけじゃないからね。

 

 

しかし宿や町の情報も少なく、黄色の矢印も頼りにならない(らしい)道を1人で歩くのはさすがに心配なので、ここからは本格的にチームを組んで歩くことに。

 

アイルランド人のおじいちゃんで巡礼路6回目のジェラルドをリーダーに、イタリア人のアレクサンドロ、ギャップイヤー中のデンマーク二人組クリスティアンとイェンス、料理が得意なブラジル人のブルーノ、そして私の6人。

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新しい仲間とともに、サンティアゴを旅立ちました。

 

 

噂に聞いていたとおり、かなり険しい道が続きます。

激しいアップダウンで足はマメだらけに。それでも歩き続けるために、ライターで炙った針を刺しマメを潰して進みます。持っている水がなくなってもスーパーやバルは見つからないので、怪しい湧き水を恐る恐る飲んでみたりもしました。ヘビを捕まえたクリスティアンに追いかけられるなんてことも。(小学生かおまえは!!!)

 

 

更に屈強な男性陣5人は、もちろん歩くスピードも私よりだいぶ速い!

まず足の長さが全然違うからな!!

"私が遅ければ、置いていって"

サンティアゴを出るときに言い切ってしまったので、待ってぇ〜とは言えず、必死についていきます(笑)

 

 

 

そんな感じで歩き続けて3日目、ついに大西洋が。

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私は生まれて初めてみる広大な大西洋に感動。海への道を歩きながら、ようやく自分が歩いてここまできたという現実を噛みしめることができました。

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そしてビーチに到着した途端、ザックを放り投げ、重たい登山靴を脱ぎ捨て、走り出すみんな。

いやまって!?もう11月近いけど!!!?

という私のツッコミは誰にも聞いてもらえず、そのままみんな極寒の海へダイブ!!!!あ〜!!!!

 

 

ここで自分だけやらないわけにはいかないという謎の使命感により…思い切って私も海へ飛び込みました。

そのままみんなで抱き合い、大西洋到着を喜び合いました。

もう寒いとか、着替えがないとか、海水がマメにしみるとか、そんなことはどうでもよくなっていました。

900キロだ!!!と誰かが言って、みんなが、900キロだ!!900キロ歩き切った!!!と叫びました。

10月末の海の中、最高のフィナーレでした。

 

 

 

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ま、その後ビチョビチョのままザックを担いで震えながら宿まで2キロもサンダルで歩かなあかんくなったけど(笑)

 

 

 

 

 

 

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 フィニステラに到着です。ついにゴール。残り0.00k.mの表示が少し寂しい。

 

 

 

 

みんなで地の果てに沈む夕日をいつまでも眺めていました。

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夜は宿にて飲み会。

お酒にめちゃくちゃ強いヨーロッパ男子のペース(ボトルワインは1人1本)で飲んでたら私はすぐにベロンベロンに。久しぶりにトイレに駆け込む羽目になりました(笑)

 

それでも、巡礼路の中で1番素敵な夜やったなぁ。

忘れられへん思い出になりそうや。

 

 

 

 

最終日、ムシア編へ続く!!!!