800km歩いたら許してくれますか?

2016年、カミーノデサンティアゴ全行程を踏破。現在はきままにヨーロッパを周遊する21歳女子学生の日記。

モロッコ旅行記①〜初めてのアフリカ〜

「ねぇ、サハラ砂漠でラクダに乗らない!?」

 

f:id:shioirikun:20170103040311j:image

 

 

2016年5月。

スペインに来てはやくも3ヶ月近くが経ち、そろそろ違う国へ旅行したいな〜と思っていた私は、このK助くんの誘いに二つ返事で乗ることに。

 

正直、K助くんとはバルセロナの語学交流会で一度会っただけの顔見知り。

「こんなよく知りもせん男と2人でアフリカ!?大丈夫か!!?」

と一瞬考えましたが、それよりも"サハラ砂漠"の魅力が勝りました。

 

英語もロクに通じないと噂の発展途上国へ、女1人で乗り込む方が危ないし。日本人だし。いざとなったら勝てそうだし(K助くんはヒョロっとしてたので)。

なんて勝手に失礼なことを思いながら、翌週のモロッコ行きのチケット(ライアンエアーで往復約8000円)を予約したのでした。(笑)

 

 

 

飛行機を降り立つと、そこは誰かが言ってたようにもはや異世界。

 

フェズ空港についたのは夜9時ごろだったかな。まず空港内の両替所(ここは英語が通じた)で1人約2万円をモロッコの通貨ディルハム(1DH=12円ぐらい)に両替。クレジットカードもある程度使えるらしいけど、やっぱり現金が安心です。

 

f:id:shioirikun:20170103040343j:image

猫がウロウロする閑散とした空港。これ、警備大丈夫なんかい(笑)

 

 

到着ゲートを出ると、私たちの名前を書いたプラカードをかかげたおじさんが。

そうそう。着くのが遅くなる上、迷宮都市とよばれてるフェズの中、自力でホテルを探すのは不可能と思い、予約の際に空港出迎えサービスを頼んだんだった。(ちなみにホテルの予約はいつもBooking.comを使ってます。)

 

このおじさんには英語もスペイン語も通じず、私たちもアラビア語とフランス語は全くわからないので会話らしい会話は成立しませんでした。とにかく促されるまま車に乗る私たち。(笑)

 

オレンジの明かりがポツポツともる薄暗い街の中、車はビュンビュン走ります。

30分ほど走り、そのうち入り組んだ路地にガラの悪い人がたくさんたむろする場所へ…。薄暗いのに、喧騒な市街…。

 

「ちょっとやばいんちゃうコレ…もしこの人が悪い人やったら、このまま人身売買とか殺されたりとか…ゴニョゴニョ」

と焦る私たちをよそ目に、車から降り、付いてくるように合図するおじさん。どうやらここからホテルへの道は細かく入り組みすぎて車が入れないみたいです。

車を降りると、現地の人たち(騒がしい若者たち)がジロジロとこちらを見ている…。

 

やべー、モロッコやべーわ…

帰りてーーーー!!!!(メンタル弱い)

 

もはやなす術なく大人しくおじさんについて、入り組んだ路地を歩くことさらに15分。やっとこさリヤド(モロッコの伝統的ホテル)に到着。

外見は普通の民家で、部屋に通されるまで"やばい中で殺されるんちゃう!?"感が拭えませんでした。(笑)

おじさん、疑ってごめんね…。

 

f:id:shioirikun:20170103041608j:image

リヤドのロビー。

f:id:shioirikun:20170103041641j:image

部屋のベッド。一泊1人2000円ぐらい。

 

 

着いてすぐ、宿泊料金を払ったんですが、この空港出迎えサービスがめちゃくちゃ高い。宿泊費以上のお値段でびっくり!(まぁ日本円にすれば3500円ぐらいやけど)

 

「モロッコ、物価は安いけど、観光客にはめちゃくちゃふっかけてくるから気をつけた方がいいよ!」

というのはほんとのようです。気をつけよう。(笑)

 

はやくも疲れたうえ夜も遅いので観光することもなく、すぐ近くのレストランで軽く夕食。屋上のテラス席に通してくれたので、遠くにタンネリ(フェズ名物の革なめし場)を見ることができました。

 

f:id:shioirikun:20170103043638j:image

青白く光る夜のタンネリ。近づくとハンパない臭いがする上、観光料をボッタクられるともっぱらの噂です。(笑)

 

宿でシャワーを浴びて、12時頃就寝。

 

 

 

さて、翌日は朝イチの電車でマラケシュへ向かいます。7時間半もかけて。何故昨日マラケシュにつく飛行機にしなかったのか!!!(フェズ発着の方が飛行機が安かったからだ!!)

 

また、宿のお兄さんに鉄道の駅まで案内をお願いしました。

f:id:shioirikun:20170103053459j:image

路地の入り組んだ街。

f:id:shioirikun:20170103053604j:image

 ロバみたいなのもよく通ります。

 

 

鉄道の料金は、二等席が1000円ぐらいで一等席は1600円。窓口で迷わず一等席を指定し、リッチな気分に浸る私たち(小物感…)。

 

f:id:shioirikun:20170103060655j:image

一等席は6座席が1部屋になっています。一緒になったのはフランス人の優しいご夫婦。

私は景色を眺めたり、本を読んだり、駅で買ったお菓子を食べたりしてなかなか楽しく過ごせました。遠足とかって何だかんだ行きのバスとか電車が1番楽しいよね、ワクワクして。

 

f:id:shioirikun:20170103061443j:image

閑散とした風景の中、電車はぐいぐい進み、夕方ようやくマラケシュに到着。

 

  

とりあえずリヤドへ向かうことに。オフラインで使える地図アプリ"maps.me"を駆使して迷いながらもなんとかたどり着きました。マラケシュ旧市街も、フェズ同様すばらしい迷路です。こんなとこではぐれたらきっと2度と会えないでしょう。

 

f:id:shioirikun:20170103063436j:image

本日の宿は旧市街にある「リヤド・ヴェネツィア」。ここも一泊2000円ぐらい。 小綺麗で、朝ごはんもおいしくいいところでした。

f:id:shioirikun:20170103063514j:image

お部屋。

 

f:id:shioirikun:20170103063727j:image

外からみるとフツーの民家なのに、館内は広々。

 

リヤドの受付で、翌日サハラ砂漠へ向かうツアーを予約。

ネットや日本の代理店で予約していくのが確実、安心ですが、高くつきます。

翌日の予約も問題なく取れるし、片言の英語でも大丈夫なので、現地予約がおすすめです。

なんなら日本語で「サバク!サバク」と言っても通じるのだそう。(モロッコ人は商魂逞しく、日本語の単語を駆使してたくみに観光客を集めています。なかにはボッタクリもいるので注意)

料金は2泊3日で約9500円。ランチ以外は全部込み。やっすい…

 

 

さてさて、一息ついたら、私がとっても楽しみにしていた "フナ市場" へ!!!

 

向かいますよ〜、次の記事で。(笑)

(よく考えたらまだ一個も観光してへん…)