800km歩いたら許してくれますか?

2016年、カミーノデサンティアゴ全行程を踏破。現在はきままにヨーロッパを周遊する21歳女子学生の日記。

モロッコ旅行記②〜感動の一夜、バケモノの子の世界へ〜

 

さてさて、リヤドでチェックインを済ませた私たちは、さっそく旧市街へ。

 

私「まずは明日着る服を探さなあかん!!」

K助「え!?服ないの!?」

 

そうです。服ないんです。

私はいつも最低限の荷物で旅行したいので、物価の安いとこなら着替えなんかは現地調達(そして捨てて帰る)。モロッコの市場はたいてい観光客にはお高い値段をふっかけてきますので、値段交渉が必須です。関西人(兼貧乏人)の血が騒ぎますね~。

頑張って買いたたくで!!!(笑)

 

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迷路のように複雑に入り組んだ旧市街はほんとに異世界。

あっちをみてもこっちをみてもお店がたくさん。タジン鍋をはじめとした陶器、革製品、服から靴からアクセサリーまで…。

 

ぱっと見つけた薄水色のワンピースのような民族衣装が気に入ったので、お店のおっちゃんに話しかけます。

秘儀①「ひたすら褒める」を発動。

ほしい商品からはじめて、店の雰囲気、おやじ本人までひたすら褒める。とにかく褒める。そして最後に「どうしても欲しいから安くしてくれへん…?」とかわいく(?)お願いするだけです。500円で落札。実際この値段が安いのか高いのかはわかりせんが、私は満足なのでよしとします。500円やで!?GUより安いやん!?

 

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これは土産物屋のおっちゃんですが、まさにこんな感じの民族衣装を買いました。

 

その後、砂漠で日よけと砂除けの為に必要らしいので、大判のスカーフを購入。

秘儀②「ひたすら数字を連呼」を発動。

店員さんにひたすら希望の価格を唱え続ける(言葉は全く通じない人を装う)という秘儀でもなんでもないただの力業でこれも納得いく価格でゲット。私のとK助くんのと、2枚。

 

 

 

買い物が済んだところで、いよいよマラケシュの目玉「フナ市場」へと向かいます!!

実はこのフナ市場、私の大好きな映画「バケモノの子」の舞台のモデルとなったらしいんです。

九太が渋谷から渋天街へと迷い込むあのドキドキのシーン。最高です。

 

 

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市場の放つ凄まじい熱気と活気につられて私のテンションもMAX。

 

 

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煌々と輝く食べ物の屋台たち。

 

 

 

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熱気。

 

 

 

 

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地元民から観光客まで、誰も彼もがワイワイしてます。

確かにバケモノの子の世界にそっくりや…(もちろん人間しかおらんけど)

感動。こんなイカしたところが地球上にあったなんて。

 

 

 

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屋台にはそれぞれNo.がついていて、お客さん同士が「◯番がおすすめだよ!」「◯番は安くて美味かった!」なんて話をしていました。そしてそれをさりげなく盗み聞きする私。

 

またこの市場には非常に客引きが多く、みんな私たちをみると日本語で喋りかけてきます。「ビンボープライス!」が流行りのフレーズのようです。(笑)

客引きに惑わされず、おいしいお店を探しましょう!

 

 

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鍋いっぱいに炊かれたクスクス。

 

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定番のタジンは中のお肉が信じられないぐらいジューシーで柔らかい!

 

イカのフライや揚ナスのペースト、チキンの煮込みなんかもすごくおいしかったです。何軒かの屋台をまわりながら、ちょこちょこ食べ歩くのが楽しい。

 

 

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 美味しい料理をつまみながら同じテーブルに座った人たちと「どこから来たの〜?」「これがすごく美味しいよ〜!」なんてたわいないおしゃべりを楽しみます。

宗教の関係上、お酒は見かけませんでしたが私はこの雰囲気にすっかり酔ってました。はい。

 

 

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フルーツジュースのお店は市場のいたるところに。その場で絞ってくれるオレンジジュースは、なんと一杯50円!!

5月下旬といえど暑く、熱気の中を食べて騒いで喉がカラッカラになったところにこの甘酸っぱいオレンジジュース。こんな贅沢ってある…?

 

もうなんか、生きてるって幸せ。

ここに住みたい。この活気の中で暮らしたいわ、私。(単純)

 

 

…そんな感じで、幸福感と満足感に包まれた夢のような一夜。

後ろ髪ひかれながらも、まだまだ盛り上がる市場をあとに、宿へと戻る私たちなのでした。

 

 

(翌朝、フナ市場を通ると昨日の喧騒が嘘のように屋台も人々もきれいさっぱり消えていた。撤収しただけなんだろうけど、ほんとに夢だったんじゃないかと思うぐらいだった…)

 

 

 

いよいよ次は、サハラ砂漠へ向かいます。