3日目、惨劇のパンプローナ
【惨劇】目も当てられない、むごたらしい出来事。
だそうです、ネット辞書によると。
それがまさに今日、私の身に降りかかったのであった…
20キロちょいぐらいかな?(いや絶対もっとあったわ)
6時間半かけて歩きました。
どことなく和の心を感じます(笑)
昨日より道は幾分穏やかですが、
連日の筋肉の酷使により全身が痛い…
肩が取れるぅぅ…
でもありがたいことに今日も晴れ。
ちょっと小高い丘を超えて
町がみえた!!!
と思って喜んでたら、
散歩中の地元のおじいちゃん
「あれはパンプローナじゃないよ、ハハハ」
あら〜残念。
気を取り直して山を降りて、街中を歩いていきます。
久しぶりの文明社会や…(笑)
町の中にもしっかり黄色の矢印が。
地図もネットもないのに、目的地につけるってすごい。
そんなこんなで、今日は割とあっさりと(?)パンプローナに到着。
おお〜
かわいい町!人がたくさん!
アルベルゲ(巡礼者の為の宿、一泊10ユーロぐらいで泊まれる)も立派です。
中はこんな感じで2段ベッドがたくさん。
巡礼者たちの疲れを癒してくれます。
ありがたい。
修学旅行思い出すわ〜
と思ったけど修学旅行2段ベッドじゃなかったわ。
そしてここで…
例の痛ましい事件が 。
は〜ようやくリュックをおろせる!!
と安心したその時。
ん?なんかリュックがすごいベトベトしてる…
濡れてるとかそういうレベルじゃなくて、
なんか中からしたたってる…
そしてこのいい香りは…
私のシャンプー…
急いでリュックを開けてみるとなんと。
中でシャンプーボトルが爆発してました。
(正確にはフタが取れていた。)
ああああああああああ(絶望)
もう何もかもシャンプーに飲み込まれてドロドロです。
着替えから薬から食べ物からメガネまで…
私はバルセロナのお店のオリーブインシャンプーを使ってるんですが、これが緑色なんですね、
もうまさにスライムか何かに襲われたとしか思えません。
しかも奇襲です。
むごたらしい事件!!!惨劇!!!!
…いや大したことないやん!
出だし盛りすぎやろ!
と思ったあなた、
山から20キロ歩いてきてようやくリュックをおろしたら全ての荷物がシャンプーまみれやった時の私の気持ちを想像して!!!
これからシャワー浴びようと思ってたのに着替えすら失った私の気持ち!!!!
ということですごく悲しいです今。
悲しい…
私のシャンプーが…(自業自得)
リュックの中身は洗濯できるものは洗濯して、
どうにもならないものは…ウッ…
処分しました…
2度とこの悲劇を繰り返さないために、
今後はすべての荷物をジップロックに小分けしようと固く決意したのでした!!!!
失敗から学ぶことが大事やから!!
中庭にて洗濯物乾燥中〜
ではでは、気を取り直してせっかく大きい町やし美味しいものでも食べに出るかな!
(節約どこいったんや!!!)
明日もサクサク歩くで〜。