800km歩いたら許してくれますか?

2016年、21歳の女子大生がカミーノデサンティアゴフランス人の道を踏破したお話です。

24日目、気づけば残りは

 

さ…さむい…

 

持ってる服を全部着込んでも寒い今日この頃。

 

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ただいまアルベルゲの暖炉の前で暖まりながらブログを書いております。

 

巡礼路が11月からオフシーズンとなるのはこの寒さ故ですね〜。(多くのアルベルゲが休業するらしいので、冬に行かれる方は注意!)

来週のセブレイロ登山が心配です。

果たしてウルトラライトダウンだけで何とかなるのか!?

頑張ってくれユニクロ!!信頼のジャパニーズプロダクト!!

 

 

さて、本日はアストルガから22キロ、ラバナル・デル・カミーノまで歩きました。

 

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昨日と打って変わって、気持ち良い秋晴れです。

 

 

 

 

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どうやらまた山岳地帯に入ったようで、林の中を登っていきます。もはや林のガサガサ音にも恐れを感じず突き進む、強いハートを手に入れています。まぁ、昼間は大して怖くないよね。

 

 

 

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途中ベンチで朝ごはんを食べてたら、ノラ猫に急襲されました。

朝ごはんのフランスパン、持っていかれました。悲しい。

 

 

 

昨日、ユーランと別れたので今日はまたずっと1人。ちょっとさみしい。

 

まぁでも宿についたら誰かおるやろ〜

と思ってたら

 

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誰もいませんでした!!!

さみしい!!!!

 

 

 

 

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宿併設のバルで食べた、晩御飯のサラダがとてもおいしかったです。

貧乏巡礼者は、パンとかハムとかチーズとか、フランスパンとかフランスパンとか、どうしても持ち運びやすくて腐りにくいものばかり摂取してしまうので、たまに食べる新鮮な野菜のおいしさは格別。

残念ながらスペインでは、日本の"キューピー〇〇〜〜ドレッシング"みたいな贅沢で繊細なお味のドレッシングは殆ど見かけません。

どこで食べても、サラダにはたっぷりのオリーブオイルと塩と酢。

でもこれが意外と美味しくて癖になるんです。

多分、日本に帰ってもやっちゃうと思うわ〜。

さよなら我が愛しのキューピードレッシング…。

 

 

そして今日、バルのおばちゃんに、サンティアゴまで残り250キロということを教えていただきました。

はやっ!!!!もう250キロ!!?

 というのが正直な感想です。

まぁ24日目やもんな、歩き始めて1ヶ月弱経ってるもんな。

早いなと感じる一方、ピレネーの悪夢はもはや1年ぐらい前のことのように思える、そんな不思議な感じです。

 

 

 

なんか1日をザッと振り返るだけの記事になってもーたわ(笑)これぞ日記やな。

 

 

 

さてさて明日はついに"あの場所"に辿り着く予定。

神聖な気持ちで、挑みたいと思います。

おやすみなさ〜い