16日目、ミサに行ってみた
今日はフロミスタから19キロ、カリオンという町まで歩きました。
あれ?短くね?
と思ってると思います。私も思ってます。
が、"次の町まで16キロ、その間何もないよ!"と言われたのでここでストップすることに。
あした、地獄のスタートを切りたいと思います…。
相変わらず火星探索中(荒野に1人)でして、人恋しいところ、一軒のバルを発見。
しかもテラス席に人が!
こんにちは〜!
と近づいていったら
…怖っ!!!!!
マネキンでした!!(ハエたたき持ってる!!)
しかもあたりを見回すといっぱいいます。
怖えええぇえなんじゃここ!!!!
…まぁそれでも寒い中歩いてきた体に、あったかいコーヒーは嬉しかったです。
ちなみにマネキンの他にアヒル?ガチョウ?もたくさんいました…
(しかもこいつら寄ってきて、私噛まれた。)
そんなお昼の奇妙体験はさておき、今日は夜、教会のミサに参加してきました。
というのも、本日のアルベルゲは教会運営のようで、シスターさんたちにぜひミサに参加するといいよと勧められたんですね。
私、無神論者やけどいいの?って言ったんですが、問題ないとのことで行ってきました〜。
大きくてきれいな教会でした。
写真がなくて残念。(撮っていいんかわからんかった)
1時間ぐらいのミサやったんですが、慣例のわかってない私は終始オタオタ…(笑)
それでもいい体験になりました。
ペレグリーノ(巡礼者)の為だけに祈ってくれる時間もあったり。
"あなたがサンティアゴに着くまで、神がきっとついていてくれます。"
というようなことを私の額に十字を切りながら唱えてくださいました。
宗教観のない私でも、なんだか素敵な気持ちになりました〜。
ミサの最後に、シスターの1人がギターを弾き語りするというイベントがあったんですが、これって普通なんかな?(笑)
とにかくそれがめちゃくちゃ上手くて、声もめっちゃきれいで感動でした。
私もやっぱりギター練習しよう。と心に決めた夜となりました。(宗教観は芽生えなかった。)
さて、
このブログを読んでくださってる方で、もしカミーノデサンティアゴについての質問があればできる範囲でお答えしようと思います!
まだまだ日本語でのカミーノ情報は少ないようなので…。
もし、ちょっと興味あるな、行ってみたいけどよくわからんな、という人がいたらコメントでも、Twitterでも、
800km歩いたら許してくれますか? ⇒Blog 更新中 https://t.co/pKDDnEDBS7 フランスからスペインへ、カミーノデサンティアゴ踏破に挑みます。2016年9月、21歳女子。
— Shioirikun♀ (@shioirikun2016) 2016年9月21日
知ってる人はLINEでも、気軽に質問してください。旅の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです!
(そんな人おるんかい、と思ってるけど)
ではでは、また明日〜。
15日目、ワトニーの気分です。
今日も歩きました〜。もうなんか、面白い出だしも思いつかないぐらいひたすら歩いてるだけですね最近は。
相変わらず夜明けだけはほんまにきれいです。
みなさんお気づきでしょうが、この日の出の写真を撮るのが最近の私の趣味です。地味な趣味やわ…
本日はカストロヘリスからフロミスタまで、26キロの行程でした。
噂に聞いてた通り、ブルゴスを出てからは厳しい区間が続きます。
というのも、なんもないんですね!!!ほんとに!!!!
火星かここは!!!!
今年ヒットした映画"オデッセイ"を彷彿させる何もなさと孤独感です。
(いやあれよりはマシやけども!!!)
これがずーっと1日中続きます。
実際は若干の景色の変化はあるんですけど
こんな感じとか
こんな感じとか
こんな感じとか
こんな感じとか
…いや火星か!!!!!!
地球上に、しかも先進国スペインに、こんなに何もない大地が残っているとは知りませんでした。
果てしないです。いつ町に戻れるんでしょうか私。
まぁでも一応今日も、小さな町にたどり着きましてそこに滞在中です。
これはアルベルゲの靴箱の写真なんですが、私のは下の段右から2番目のピンクです。
フランスを出発した時は、私の登山靴だけが新品ピカピカで目立ってたもんですが、最近ではもう他の巡礼者の靴と遜色ないように思います。
泥だらけでボロボロです。
ついでに、足もマメだらけでボロボロです。痛いです。
でもこれこそが自分が自分の力で歩いてきた証明やな、と感じます!
私は、努力は必ず報われるとは思いません。
努力して努力して努力してもダメな時はダメやし、世の中結果こそが大事なことが多いです。
試験も、試合もなくて、努力した分がそのまま結果になることって、なかなかないですよね。
でもここでは1歩でも進めばそれがそのまま結果につながる。
歩き続けてれば、必ずゴールに着く。
すごいシンプルでわかりやすいです。
少しずつやけど、確実に目的地に近づいてます。
ということで、
まだ半分以上残ってるけど、あしたも地道に進んでいきまっせ〜。
14日目、恐怖の8キロメートル
どうもこんばんは!
現在スペインは夜8時をまわったところです。
今日はロベなんちゃら(名前が長くて覚えられへん)という小さい村から、カストロヘリスまで、30キロの長距離でした。
昨日さぼったから、その分歩いたんや〜。
それにしても…
今日は巡礼始まって以来もっとも恐ろしい朝であったと思います…
朝7時、宿を出ました。
ロベなんちゃらかんちゃらの村には人影なし、街灯なし。スペインの夜明けはとても遅いのでほんとに真っ暗。まだ大量の星がキラキラしてます。
少々マヌケですが、頭にヘッドライトを装着して出発です。
ヘッドライトの光だけを頼りに、村から500メートルほど歩いた頃、
ガサガサガサ…WAOooN!!!
茂みからついに出ました、野犬!!!!!!
しかもシェパード!!!!!
こないだのチワワみたいなやつじゃなくてガチのやつ!!!!!
暗闇で一対一!!!!
めっちゃこっち見てる!!!
あかんこれは死ぬ!!!!!
と本能が叫びました〜。
ドーベルマンとも戦えるわ〜
とか言うてたけど、
いや全然ムリ!!!!!野犬なめてた!!!!めっちゃ怖いやん!!!
て感じです。半泣きです。
でも走って逃げたりしたら追いかけられるのは目に見えてます。そして確実に走り負けます。噛まれるというか、噛み殺されそうです。
ということで、背を向けないようにしながら、そろ〜りそろりと後退。
100メートルほど離れたところで、小走りで村まで引き返しました…
さて、ここからが問題なわけです。
村に戻ったって人影はありません。相変わらず真っ暗です。
こんな異国のどこぞの村で、暗闇の中一人ぼっち…そんなことある??
どうする?進もうか?
次の町まで8キロもあるのに1人で?
じゃあ誰か来るのを待つ?
いつ来るかもわからない他の巡礼者を?
…
よし…(トレッキングポールを右手に装備。)
ここでオタオタしててもしょうがないので、勇気を振り絞って進むことにしました。
いやこれ、まじで想像してるより怖いから。暗闇と野犬のコラボレーションやから。
"もし私を襲ったら、これでお前をぶっ刺すからな!!!"
という念を込め、ポールを構えて先ほどのシェパードを睨みつけながら静かに静かに、彼の2メートル横ぐらいを通過します。
よくみたら首輪ついてました。
…いや放し飼いにすんなよ!!!!激怒
さらになんとか逃げ切ったと思ったら、また前方の茂みがガサガサ!!!
この暗闇の中、茂みのガサガサの恐怖はすごいです。ほんとに怖い。しかも1人。
そしてまた新しい大型野犬(?)が登場。
しかもこっちに向かって走ってくる!!!!
あ〜ムリ襲われる!!!!
でも巡礼者が野犬に襲われて死んだなんてニュースは聞かへんから、もう噛まれるぐらい我慢しよう…
という覚悟で棒立ちしてたら(完全に戦意喪失)、私の横を通り過ぎてシェパードの方へ…
あぁ…私目当てじゃなかったのね…
というわけで何とか2匹の野犬をかわし、先に進みます。
しかし依然として行く道は真っ暗闇。
これ、今日の朝7時の巡礼路の写真です。バグじゃないよ。
茂みがガサガサ言うたびにポールを手に臨戦態勢。緊張状態。
満点の星空なんですが、そんなん見てる余裕は全くありません。ええからはよ太陽出てくれ。
さらに完全に恐怖のスイッチが入ってしまって、どんどん恐ろしい想像ばかりが膨らみます。
な…なんか出たらどうしよう…(人じゃないやつ)
これはもう考え始めると終わりですね。
負の連鎖です。
闇に浮かび上がる木の影が人(生きてないやつ)に見えたりしだします。
う…後ろに誰か(生きてないやつ)おったらどうしよう…
とか考えると、立ち止まって靴紐を結び直すこともできません。
だって怖いねんほんまに!!!!
世界最長のお化け屋敷としてギネスブックに乗ったこともある、"戦慄迷宮"が900メートルです。
いや8キロて!!!!!?
怖さを紛らわすために、大きな声で会話しよう!!!!
1人やけど!!!
私「朝ごはん、何食べる?」
私「次の町においしいクロワッサンあるといいな〜食べたいわ〜」
誰か「ワタシモ…タベタイ…」
ぎゃあああああああああ
とか考えて1人でパニックです。
もう何してもあかん…
いや!!この暗闇を、しかも野犬の出る山道を1人で歩ける勇気のあるやつなんか滅多におらん!!!すごいで自分!!!すごい勇敢やでいま!!!
と必死に自分を励ましながら進みます。
寒いし怖いしお腹減ったし、まさに地獄です。
…ということで10キロのリュックを背負ってるにもかかわらず、次の町までの8キロメートルの山道を1時間ちょいで歩ききりました。
歩いたというかほぼ小走りでした。
私はもともとビビリな方なんですが、今日ほどビビリまくった日はそうそうないです。
巡礼ってやっぱり大変やな…。
そんなことを思った1日となりました。
あ…あしたもがんばろう…
13日目、そして私はどうする
朝、起きたら9時だった…
超久しぶりの怠惰な朝です(笑)
アルベルゲと違ってホステルはチェックアウトが遅いので(アルベルゲは8時には出なあかん)、ダラダラ起きて朝ご飯。
その後、みんなでドイツ語の勉強したりして、宿を出たのはお昼を過ぎた頃。
(いやなんでドイツ語!?と思ってるのは私だけじゃないはず)
さて、いよいよほんとに別れの時。
ミケルは飛行機でドイツに。ヤーロウは風邪が悪化したのでしばらくブルゴスで休養することに。スーチンはもう1日この街を観光するそう。クリスティアンたちイタリア人は、今日は30キロ進むといって午前に街を出てしまいました。
おぉ…どうしよう…
午後一番の日差しの中、歩き出す巡礼者は他にいません。
それでも私は、今日も進むことに決めました。
遥か彼方のサンティアゴを目指して。
さよならブルゴス!!
ついに、ほんとに、完全に1人で歩き出さなければならない日が来たようです!!
さみしいけど、巡礼ってそういうもんやんなきっと!!!
ということで歩きました。12キロだけ。(笑)
ブルゴスから、ロベ・デ・ラス・カルサドスという小さい村まで。
ほんとにまったく人に会いませんでした。
大声で歌ってても誰にも聞かれないぐらいひとりぼっちでした。
が
かわいいヒマワリ(萎れてる)に会えました。
夜は村の小さなアルベルゲに、ブラジル人の老夫婦と宿泊。
暖かい夕食にご一緒させていただきました。
また新しい出会いです。
こうしてたくさんの人に出会えることが、多くの人を巡礼路に惹きつける魅力の1つだと思います。
その夕食の席で、アルベルゲのママが巡礼路についてのお話を。
"巡礼路を毎日毎日何キロも歩いてると、どんどん「自分」が消費されていく。体力も、精神力も。細胞だって入れ替わる。だから、サンティアゴまでたどり着けたら、そのときはもう「別の人間」になってるの。だから全ての罪が許されると言われてるのよ。"
なるほど、そういう考え方があるんですね。
心に留めておきます、ママ。
ということで、今日ははやく寝てまた明日がっつり歩きたいと思います。
おやすみなさーい。
12日目、さよならの地はブルゴス
現在スペインは夜中12時30分です。
あれ?アルベルゲの消灯時間は?
と、思ってるみなさんの為に説明しよう。
なんと、30キロ近く歩いて、やっとの思いで大都市ブルゴスにたどり着いたにも関わらず、
アルベルゲが満室で、泊まれませんでした!!!絶望です。
満室とかあんの!!?
というのもまさに今日、ブルゴスでは有名なフェスティバルが行われてたんですね〜。
みて、この道に溢れる人の数。
そら泊まるとこなくなるわ。
ということで、1時間ほど電話をかけまくってようやく空きを見つけた町の片隅のホステルに滞在中です。
お祭り騒ぎなのはなにもブルゴスの町だけではありません。
私たち巡礼者も、今日は羽目を外して騒ぎまくりました。
というのもここブルゴスは、巡礼者の別れの地でもあるんですね。
フランスから歩き始めた巡礼者のうち、数多くがこの町で巡礼路を去ります。
(ブルゴスは大都市で、多方面に交通アクセスが開かれてるんで。)
理由は色々。
まずカミーノデサンティアゴを踏破するのに必要な1ヶ月以上の長い休みが取れる人は少ないです。
仕事の休みを工面して巡礼をしている人たちは、大抵ブルゴスで一度巡礼路を去ります。次の休みにここから再開するという人も多いです。
またブルゴスからレオンまでの約200キロは景色に変化が少なく、巡礼路の中でも精神的にキツイ区間と言われています。ということで、長距離ハイキングとして巡礼路を楽しんでいる人たちも、ここで止める人が多いです。
またここまでの厳しい山越えの為、怪我や体調不良でリタイヤせざるを得ない人もいます。
ということで、ここまで共に頑張ってきた数多くの仲間が、明日にはこの巡礼路去るわけです。
昨日、共に歩く仲間ついて書いたところなのにね!!!(笑)11日目、ひとりとは。 - 800km歩いたら許してくれますか?
写真はえーっと、三次会の様子かな?(笑)
みんなそれぞれさみしいけど、それを誤魔化すかのように飲んで、食べて、踊って、とても楽しい夜になりました。
出発から一緒だったドイツ人のミケルが、
"僕は明日には普通の生活に戻るけど、僕の人生とともに道はずっと続いていくよ!!"
とか言ってみんなをうるっとさせてましたが、
"いや、私は明日も物理的に道続いてるからあんま飲まさんといてくれ!!"
と思う私なのでした。
仲間ができると、別れが辛いですね。
彼らとはきっともう二度と、死ぬまで会うことないんじゃないかなと思います。
それでも、ここで出会えたことは素晴らしい。
人との出会いって、最高やな。
と感じる夜でした。
11日目、ひとりとは。
朝歩いてると、ほんの10分間ほどですが、360度がこんな空の色をしてる時間があります。
ほんとに360度、どこをみてもこのグラデーション。
囲まれてます、私。
こんなきれいな空ある!?
ていうぐらい素敵です。
この道を歩けることの幸せを感じる瞬間です。
(朝のこの瞬間だけな!!!)
さてさて今日はベロラドから歩き出したんですが、25キロ地点で止まってしまいました。
ほんとはもう1つ先の町まで行く予定だったんですが、力尽きました…
現在サン・フアン・デ・オルテガという村(というか教会しかないけど)で寝袋にくるまっております。
今日も前半の数キロは相変わらずの平坦区間を歩いてました。
ほんまに大地しかないです。
しかし!!
すっかり忘れてたけど、今日はオカの山越えがあったんや…。
ピレネーほどではないですが、このオカもスペインの立派な山です。
なめてたら痛い目にあいました。(笑)
というのも昨日は誰かが食堂にギターを持ってきたことから、騒ぎまくり飲みまくりの夜となったんですね、
ということで二日酔い+寝坊からのスタートやったんです。
そして午後一番、暑さ最高潮の時間に山岳地帯に突入。
…凄まじい登りにやられました。撃沈。
15キロほどは進んだんですが、
もう進めん…
ということで予定を変更して今日はサンフアンに泊まることに。
しかし、他の巡礼者たちは予定通り次の町まで向かったようで、この村には顔見知りは誰もおらず。
さらにスーパーもレストランもない、静かな村…
お…おお…
なんか孤独や…
どうやら思ってたより、他の巡礼者との仲間意識が強くなってたみたいです。
別に日中ずっと一緒に歩いでるわけじゃないんですが、
町に着いたら一緒にご飯を食べたり、しょーもないおしゃべりしたり、夜に星を見に行ったり…
こうして1人になると、なんだかすごくさみしく感じます。
私は例の事件以降、もう仲間は作らないように、と常に思って過ごしてました。(友達はまた別。)
しかしこの巡礼路で、どうやらまた、仲間ができてしまったようです。
一緒にご飯を食べて、一緒に寝て、一緒のゴールに向かって頑張る。
それを仲間っていうやんな?(笑)
久しぶりにそういうの、いいなと思いました。
そういうの、また手に入れてるな今、と思いました。
そして今まさに、1つ先の町にいる彼らからメールが届いてます。
"どこにいる?明日会えるのを楽しみにしてる!"
"ブルゴス(明日の目的地)で待ってるね!"
仲間ってやっぱり大事やな!!
と思う1人の夜でした。
(ちなみにひとりひとりて連呼してるけど、おじいちゃんおばあちゃんとかは結構この村でストップしてるのでした。)
10日目、巡礼路の1日 <後編>
こんばんは。現在スペインは夜の10時です!
今日はサント・ドミンゴからベロラドまで、25キロを歩きました。
今日も雲ひとつない青空でした。
雲っていうか、何もないわ。(笑)
昨日の9日目、巡礼路の1日 <前編> - 800km歩いたら許してくれますか?に引き続き、巡礼路、カミーノデサンティアゴの1日について紹介したいと思います。
たぶん、町に着くところからやんな?
【15:00〜16:00 到着】
だいたいいつもこのぐらいの時間に目的の町につきます。
町に着いたらまず今日泊まれるアルベルゲ(巡礼者のための宿泊所)を探します。
私はだいたいいつも公営のアルベルゲ。安いです。一泊5〜10ユーロ。寄付制というところもあります。
公営のアルベルゲの料金がなぜこんなに安いかというと、スペイン政府がいくらか負担してくれているかららしいです。ありがたい!!
本日のアルベルゲ。5ユーロでした。
中はどこもこんな感じで、たくさんの2段ベッドが並んでいます。
【16:00 シャワー、洗濯】
巡礼といっても、ただただ歩いてればいいだけじゃないんですね〜。そらそうか。
ということでアルベルゲについたらまずシャワーを浴びます。
その後、その日きた服を手洗いします。
毎日洗わないと、次の日着る服がありません。洗濯をさぼることは許されません。
私は白のTシャツを2枚もってきたんですが、
汗と泥にまみれる→しかし手洗い
という悪循環により、すでに黄ばんでます。かなしいです。
さらに毎日手洗いのおかげで、手がボロボロです。
見苦しくてごめんね!!どれぐらいボロボロか見せようと思って!!
中庭に干して乾燥中〜。
【17:00 買い物】
スーパーのある町なら、買い物にでかけます。これがなんといっても楽しみ!大きいスーパーやったらテンションあがりまくりです。
いやスーパーのなにが楽しいねん、て思うかもしれへんけど、楽しいねん。
日がな一日中、人も家もないところを歩いて、喉カラカラで、お腹もペコペコという状況からすると、
スーパーというお金さえあればなんでも食べたいものが買えるという場所は夢のようです!!!
テンションあがりすぎて写真撮っちゃうぐらいやねん!!
ここで、今日の夜ごはんと明日のおやつ(歩きながら食べれるやつ)なんかを買います。
私が買うのはだいたいチーズとフランスパンとハムとビール。全部合わせても4ユーロちょい!!
スペインのスーパーはとってもリーズナブルなんや!!!
ちなみにスーパーのない町の絶望感はヤバイです。
【18:00 夕食】
1人で食べたり、みんなで食べたり、日によります。
イタリア人グループはよく自分たちの作ったディナーに誘ってくれますし(今日もおいしい鳥料理をごちそうしてくれました!!)
昨日は韓国人グループが、韓国料理を振舞ってくれました。
自分の食べる分だけじゃなく、他の人の分まで作って配る。
それをみんなが自然とやってるのがすごいと思います。
巡礼路上では、食べ物も、飲み物もみんなで分け合って楽しみます。誰も独り占めしようとしません。
小規模やけど、世界平和がたしかにここに!!!
…写真を載せようと思ったら、食べるのに夢中で一枚も撮ってないことに気づきました。
なんてこった!!!!
近いうちに載せたいと思います。
【19:00〜22:00 自由時間】
消灯までみんな好きなことをして過ごします。
日記を書いてる人がとっても多いです。私は本を読んだり、ブログを更新したり。安らぎタイム。
教えてくれる人がいるときは、この時間にちょっと英語を勉強しています。だいぶ喋れるようになってきたで〜(笑)
夕食後の二次会が開かれることもしばしば。みんなで飲んで歌って騒ぎます。特にラテン系の人々を中心に。(笑)
消灯時間を過ぎても誰も寝ようとしないので、アルベルゲの管理人さんに怒られることもしばしば…
【22:00 就寝】
多くのアルベルゲは、22時が消灯時間です。ので、私もこの時間にベッドに入ります。なんせ起床がめっちゃはやいからな…。
しかし、ここから眠りに落ちるまでに一苦労あるんですね。
なんといっても、ヨーロッパの紳士たちのイビキは想像を絶するうるささです。
お前それはわざとやってるやろ!!!?
みたいなレベルの人もいます。
いかにこのイビキたちを無視して眠りにつくか、が巡礼路の1日の最難関と言えるかもしれません(笑)
ということで、以上が私の巡礼中の1日のスケジュールです。
寝て起きたら朝が来て、また歩く。
その繰り返しです。
サンティアゴデコンポステーラに辿り着く日まで。
明日もまた、歩くで!!!